構造がシンプルなので軽量でコンパクトかつ故障がほとんどなく、キャンプや登山などで活躍するアルコールストーブ(アルコールバーナー)。この記事では、アルコールストーブの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
アルコールストーブのメリット・デメリット
アルコールストーブの購入する前にメリット・デメリットを考えておこう。
どんな商品でもそうだと思うが、「欲しいなぁ~」と思ったら自分の使い方に、どういうメリットやデメリットがあるか考えておく必要があると思います。
メリットの参考
- 軽量かつコンパクトなので少しでも荷物を減らせる
- 気温に左右されることなく点火できる
- 構造がシンプルなので故障ほとんどない
- 他の火器具に比べて安価
- 燃料のアルコールが比較的手に入れやすい
デメリットの参考
- 効率を求めるならガスバーナー
- 風防や五徳が必要(場合により)
- 軽量ゆえにデリケートな部分もある
効率を求めるならガスバーナー
短時間でお湯を沸かしたり、高火力で手早く調理したりしたい人なら間違いなくガスバーナーを買うことをオススメします。
同じ量のお湯を沸かすのでもガスバーナーの方が圧倒的に早いです。
風防や五徳が必要
五徳:ほとんどのメーカーのアルコールストーブの場合、メスティンやクッカーなどの調理器具を直接乗せて使用することが出来ず、五徳を別に用意する必要があります。
風防:アルコールストーブは風に弱い特性があるので、風がある時は必要になります。圧縮されたガスを噴射するガスバーナーに対して、アルコールストーブは、自然に気化したアルコールが単に燃焼するだけです。そのため、風がある状況で風防を使わないと、炎が揺らされて火力低下につながってしまいます。もちろん無風の時には必要ないので、これは使用する時の状況によって変わります。
軽量ゆえにデリケートな部分もある
軽量金属の代表格で、安価で加工もしやすいのがアルミです。多くのアルコールストーブで使われています。しかし、その特性ゆえにデリケートに扱わなくてはならないものも多いです。ていねいに使うことの楽しみもありますが、耐久性も大事な要素です。強度を気にするのであれば、真鍮やチタンのものをオススメします。
アルコールストーブまとめ
trangia(トランギア) アルコールバーナー TRB25
重量:110g
素材: 真鍮製
タンク容量:100ml
Esbit(エスビット) アルコールバーナー ESAB300BR0
重量:92g
素材:真鍮製
EVERNEW(エバニュー) チタンアルコールストーブ EBY254
重量:34g
素材:本体チタン製(ガラスウール芯内蔵)
タンク容量:70ml
VARGO(バーゴ) デカゴンストーブT-302
重量:34g
素材:チタン製
VARGO(バーゴ) トライアドマルチフューエルストーブ T-305
重量:30g
素材:チタン製
タンク容量:44ml
VARGO(バーゴ) チタニウムコンバーターストーブ T-307
重量:39g
素材:チタン製
タンク容量:44ml
CARBABY アルコールストーブ
重量:106g
素材:真鍮製
LIXADA アルコールストーブセット
重量:45g
素材:チタン製
災害時にも活躍!
アルコールストーブはアウトドアだけでなく、災害時にも活躍します。シンプルな構造で誰にでも扱い易くて故障も少なく、軽量コンパクトで収納スペースもとりません。一家に一つ常備しておくと、災害時にもきっと役に立つと思います。