【水漏れDIY】タカギ混合水栓 セラミックバルブ(カートリッジ)交換で水漏れ修理

DIY

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妻の一言で気が付いたキッチンの蛇口周辺からの水漏れ。「水がジワジワと溢れ漏れている・・・。業者に依頼して、蛇口全体での交換か。修理代は結構かかりそうだな・・・」思ったのですが、色々と調べいるうちに蛇口内部の部品を交換すれば直るかも!?ということがわかりました。

業者に依頼する前にまずは自分でやってみるか!ということで、築8年の我が家で起きた初の水漏れ修理のDIYに挑戦したので紹介します。

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takagi(タカギ)水栓水漏れ[JA201MN-9NTN01]

水漏れが確認されたのは場所はレバー下部の隙間です。

「ダラダラ」と流れ出る感じではなく、少しずつ「ポタァ~ポタァ~」と溜まっては垂れるという感じです。

修理方法の検討 (業者に依頼?自分で修理?)

早速googleで検索してみました。そうすると、やはり同じような水漏れ修理が何件か出てきました。

そこそこの修理費がかかることを覚悟して調べてみると、業者に依頼しての訪問修理の場合、10,000~20,000円くらいかかることがわかりました。「やっぱり結構かかるんだなぁ・・・」と思いながらもう少し調べていると、我が家と同じタカギ製からLIXIL製に交換された方もいたので、「この際だからうちもLIXILに変えようかな」なんてことも考えてしまいました。

しかし、調べ続けていると「セラミックバルブ(カートリッジ)」というものを交換すると直るらしいとう情報を見つけました。しかも、DIYで出来ることも知り、少しでも安く出費を抑えることができるのであれば「これしかない!」と思い、ダメもとで自分で修理してみることにしました。

※DIYで修理する前にメーカー保証の有無の確認をお忘れなく!

セラミックバルブ(カートリッジ)とは?

セラミックバルブ(カートリッジ)は、水栓金具の中に内臓されておりそこで湯と水を混合し、吐水、止水する機構を備えている部品です。このセラミックバルブ(カートリッジ)の中に2枚~3枚の平滑なセラミックディスクが入っています。レバーを上下左右に操作し、セラミックディスクの摺り合わせる位置を変えることで吐水量調節や湯水を適温に混合することができます。

このセラミックバルブの内部が劣化すると、レバー周辺から水が漏れ出てくるというわけです。

出典:日本セラミック協会

セラミックバルブ(カートリッジ)の入手方法

セラミックバルブを交換するにあたり、新品を入手する必要があります。タカギの純正品が良ければサポートセンターに連絡して購入することが可能ですが、部品代と送料で6,000円くらいになります。しかし、費用はなるべく安く抑えたかったのでamazonで互換品を探してみました。

タカギの品番からは互換品は探し出せなかったので、各部の形状や寸法を参考にして見つけたのはこれです。

セラミックバルブと固定用ナットがセットになっている商品です。固定用ナットは再使用するので無くてもOKです。

他にはこちらの商品でも取り付くようです。amazonの商品レビューでタカギ製から交換された方が投稿しているのでそちらも参考にしてください。

準備する物(工具)

交換作業に私が使用した工具を紹介します。

  • マイナスドライバー
  • 六角レンチ(2.5mm)
  • プライヤー(ウォーターポンププライヤー)
  • ゴム手袋やシリコンマットなどの掴んで滑りにくい物
    (無くもいいですが、あった方が作業がしやすいです)

準備作業

水栓(蛇口)を分解する前に必ず止水栓を閉めておきます。万が一止水栓を開きっぱなしで分解したら部屋中が水浸しになるのご注意ください。

混合水栓の場合は、温水と冷水の2箇所あるので両方とも閉めておきます。

セラミックバルブ(カートリッジ)の交換

1.レバー湯水表示の取り外し

マイナスドライバーなどを赤青の湯水表示の下側に差し込んで、手前に引き出して取り外す。

2.レバーの取り外し

六角レンチ(2.5mm)でレバー固定用ビスを取り外す。

レバーを上方に引き抜き、取り外す。

3.化粧リングの取り外し

化粧リングを左に回して取り外す。
(ゴム手袋など滑りにくいもので掴むと外しやすくなるようです。私はシリコンマットを使用しました。)

4.固定用ナットの取り外し

ウォーターポンププライヤーを使用して、固定用ナットを左に回して取り外す。

5.セラミックバルブの取り外し

セラミックバルブを上方に引っ張り出して取り外す。
(手で引っ張って抜けなかったのでプライヤーを使用しました。)

6.セラミックバルブの取り付け

セラミックバルブを取り付けるときは、セラミックバルブと水栓内部に位置決め用の凹凸部があるので、それらの位置を合わせ真っすぐ差し込んで取り付る。

7.固定用ナットの取り付け

固定用ナットは手で右に回しながら止まるところまで締め込む。その後、ウォーターポンププライヤーで増し締めして固定する。

8.化粧リング、レバー、湯水表示の取り付け

残りの化粧リング、レバー、湯水表示を取り外しの逆の手順で取り付ける。

取り付け後の確認

全ての部品を元どおりに取り付けたら、止水栓を開け、レバーを上下左右に操作してお湯と水がちゃんと出るか確認します。

問題なく湯水が出る/止まることが確認できたら、肝心の水漏れが止まっていることを確認します。レバー周辺からの水漏れが止まっていれば作業完了です。

もし、水漏れが止まっていないようであれば固定用ナットの締め付けを再度確認してみてください。

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